こんにちは。パソコン教室和み福岡東校の伊藤です。
今日は、生徒さんからのご相談をきっかけに、私自身も「えっ、そうだったの?」と初めて知ったお話をしたいと思います。
内容は、「テレビやレコーダーのHDDに保存した録画データは、本体が故障すると取り出せなくなる」という、とても大切で、でもあまり知られていないお話です。
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生徒さんからの相談で、私も初めて知りました
実はこのお話、生徒さんから相談されて、私も初めて知りました。
ある日、教室でこんな質問を受けました。
「先生、テレビが壊れて、外付けHDDに録画してる番組を取り出したいんだけど…?」
そのとき、正直に言うと私はこう思っていました。
「HDDが無事なら、何とか見られるんじゃないかな」
パソコンの感覚で考えると、そう思いますよね。
でも、気になって調べてみて、メーカーの説明や実際の事例を確認してみると……
これは多くの方が誤解している、とても重要なポイントだと分かりました。
「これは知らないままだと、後悔する人が本当に多い」そう感じて、今回このブログでお伝えすることにしました。
テレビやレコーダーのHDD録画は「本体と一心同体」
まず、結論からお伝えします。
テレビやレコーダーのHDDに保存された録画データは、その機械専用です。
そのため、
・テレビやレコーダーが故障した
・電源が入らなくなった
・内部の基板が壊れた
こうした状態になると、HDDの中にデータが残っていても、基本的に再生できません。
パソコンのデータと同じだと思うと危険です
「パソコンなら、HDDを取り出して別のパソコンにつなげば見られますよね?」
はい、それはその通りです。
パソコンの
・写真
・文書
・動画
こうしたデータは、どのパソコンでも読める共通の形式で保存されています。
ところが、テレビやレコーダーの録画データは違います。
テレビ・レコーダー録画の特徴
・その機械専用の形式で保存される
・他の機械では読み取れない
・著作権保護の仕組みが組み込まれている
このため、HDDだけを取り出しても、別のテレビやレコーダー、パソコンでは再生できません。
同じメーカーの新しい機種に入れ替えても、見られないケースがほとんどです。
実際にあった相談例
テレビが突然映らなくなった
「昨日まで普通に見ていたのに、朝つけたら真っ暗で…」
修理よりも新しいテレビを買おう!同じメーカーだし、録画したデータは見れるよね?
あれ、繋いでみたら「フォーマット(初期化)」の案内に進んで見れない!
この時点で、初めて事態の深刻さに気づかれる方がとても多いです。
レコーダーの電源が入らない
長年使ってきたレコーダーが、ある日突然うんともすんとも言わなくなる。
「ドラマを何十話も録ってたのに」
「家族で楽しみにしてた番組が…」
残念ですが、この状態になると録画データの取り出しはほぼ不可能です。
修理に出したら初期化された
修理の際、安全確認や動作保証のために、HDDが初期化されることがあります。
説明を受けていても、「本当に全部消えるとは思わなかった」と、ショックを受けられる方は少なくありません。
「業者に頼めば何とかなる」は通用しません
「データ復旧の業者さんなら、何とかしてくれるんじゃないですか?」
この質問もよく受けます。ですが、テレビやレコーダーの録画データは、
・専用の暗号化
・著作権保護
・メーカー独自の仕組み
こうした理由から、専門業者でも対応できないケースがほとんどです。
高額な費用をかけた結果、「結局見られなかった」という話も、実際にあります。
大切な録画を守るために、今できること
では、どうすればいいのか。ここが一番大切なポイントです。
本当に残したいものはディスクへ
・ブルーレイディスク
・DVD
に書き出しておくことが、いちばん安心です。
HDDは「一時保存」
ディスクは「保管用」
この考え方を持つだけで、後悔を防げます。
外付けHDDでも安心しきらない
外付けHDDも便利ですが、注意が必要です。
多くの場合、最初につないだテレビ専用になります。
テレビが壊れると、外付けHDDの録画も一緒に見られなくなることがあります。
定期的に整理する習慣を
・もう見ない番組は消す
・残したいものをはっきり決める
・残したいと決めたものはすぐにディスクに保存
このひと手間が、大切な思い出を守ります。
知っているか、知らないかで大きな差が出ます
私自身、生徒さんの質問がなければ、この事実を深く考えることはなかったかもしれません。
だからこそ、「知らなかった」で後悔する方を減らしたいそんな思いで、今回の記事を書きました。
パソコンやデジタルの「困った」は、気軽に聞いてください
パソコン教室和みでは、
・パソコン
・スマホ
・テレビやレコーダー
・写真やデータの整理
「今さら聞けないな」と思うことでも、何度でもお話しします。
モットーは、100回聞いても怒られない。
分からないことを、そのままにしない。それが、安心につながります。
まとめ
・テレビやレコーダーのHDD録画は本体が壊れると見られなくなる
・HDDだけ取り出しても再生できない
・業者でも対応できないことが多い
・大切な録画はディスク保存が安心
もし、「うちの録画、大丈夫かな?」と少しでも思ったら、ぜひ一度見直してみてください。
ITスキルで、人生に安心と豊かさを。これからも、地域の皆さんのお役に立つ情報を、やさしくお伝えしていきます。
