こんにちは。パソコン教室和み福岡東校の伊藤です。
最近、生徒さんからこんな質問をいただきました。
「WordArtで文字を入力しているときと、確定したあとで色が変わるんです。バグですか?」
WordやPowerPointでWordArtを使うとき、確かに入力中と確定後で色が違って見えることがあります。
でも、これはバグではなく、WordArtの仕様によるものなんです。
実際の操作の流れ
生徒さんの操作を確認すると、次のような流れでした。
① [挿入]タブ → [ワードアート]を選択
好きなスタイルを挿入します。
② 別のデザインに変更しようとして、[ワードアートのスタイル]から別のデザインを選択
③ ところが…前のデザインで設定されていた3-D書式(面取りや光源)が残っていた!
そのため、新しいスタイルを選んでも、以前の3-D効果が重なって見た目が変わってしまうという状態でした。
編集中と確定後で色が変わる理由
WordArtの入力中は、実際には「プレビュー表示」になっています。
パソコンの動きを軽くするため、グラデーションや光沢などの装飾が一時的に簡略化されているのです。
- 編集中: シンプルな単色表示(少し明るく見える)
- 確定後: 設定した装飾(影・光沢・反射など)が反映された本来の色
つまり、「確定したら色が変わった!」というのは、装飾が反映されただけなんですね。
テーマカラーや表示モードでも見え方が変わる
もうひとつの要因として、文字色を「自動」や「テーマの色」にしている場合もあります。
背景色やスライドのデザインによって、同じ色でも印象が変わります。
また、表示モードでも違いが出ます。
| 表示モード | 見え方 |
|---|---|
| 編集モード | 簡易表示(影や反射が弱い) |
| 印刷レイアウト/スライドショー | 正式な装飾表示(光沢・影・反射あり) |
最終的な見た目は、「印刷レイアウト」または「スライドショー」で確認しましょう。
簡単な解決方法は「新しいワードアートを入れなおす」
もし何度スタイルを変えても思った色にならないときは、
新しいワードアートを入れなおすのが一番簡単で確実です。
古いWordArtには、前のスタイルや3-D効果の情報が残ってしまうことがあります。
新しく入れなおせば、余計な設定がリセットされ、きれいな状態からやり直せます。
まとめ
WordArtの色が変わって見えるのは、編集中のプレビュー表示や以前の3-D効果の残り設定によるものです。
バグではありません。
もし見た目が思うようにならないときは、新しいWordArtを入れなおすのがいちばん簡単な解決方法です。
