突然出る「McAfee」「Windows Update」の警告は本物?パソコン初心者向けにやさしく解説

突然出る「McAfee」「Windows Update」の警告は本物?パソコン初心者向けにやさしく解説

こんにちは。パソコン教室和み福岡東校の伊藤です。

最近、教室でとても多いご相談があります。

それは、パソコンの画面右下に突然出てくる「ウイルスが見つかりました」「ファイアウォールをオンにします」「McAfeeの安全上の警告です」といった通知です。

画面に赤や黄色の警告マークが出て、「感染しています」「今すぐ削除してください」などと書かれていると、とても不安になりますよね。

  • 「本当にウイルスに感染したのかな」
  • 「このまま放っておいたら危ないのかな」
  • 「ボタンを押さないといけないのかな」

そう思って、慌ててクリックしてしまいそうになる方も多いと思います。

でも、まず一番大切なことをお伝えします。

このような通知が出ても、慌ててボタンを押さないでください。

特に、「ウイルスを削除」「ファイアウォールをオンにする」「インストール」「クイックスキャンを実行」などのボタンは、すぐにクリックしないことが大切です。

今回の記事では、パソコン初心者の方にも分かるように、このような警告が出たときの見分け方と、安心してできる対処法を順番にお話しします。

目次[閉じる]

これは本当にウイルス感染なの?

画像のような通知を見ると、「Windows」「Windows Update」「McAfee」など、聞いたことのある名前が表示されています。

そのため、本物の警告だと思ってしまいやすいです。

しかし、よく見ると通知の中に、見慣れない英数字のサイト名が表示されていることがあります。

たとえば、画像では「tvst-protect.co.in」のような知らないサイト名が出ています。

ここが大事なポイントです。

このような通知は、パソコン本体から出ている本物のWindowsの警告ではなく、Microsoft Edgeなどのインターネットを見るアプリから出ている通知である可能性が高いです。

つまり、以前どこかのホームページを見たときに、うっかり「通知を許可」してしまい、そのサイトから怖い言葉の通知が届いている状態です。

本当にウイルスに感染しているという意味ではなく、相手が不安をあおるために、わざと怖い言葉を使っている場合があります。

偽の警告はなぜ怖く見えるの?

「ウイルス」「感染」「削除」で焦らせるため

偽の警告は、見る人を焦らせるように作られています。

  • 「ウイルスが見つかりました」
  • 「あなたのコンピューターは感染しています」
  • 「今すぐ削除してください」

このような言葉が出ると、誰でも不安になります。

特に、パソコンに苦手意識がある方ほど、「自分では分からないから、画面の指示に従わなければ」と思ってしまいがちです。

でも、そこが相手の狙いです。

  • 焦ってボタンを押させる。
  • 怪しいソフトを入れさせる。
  • 有料のサポートに誘導する。
  • クレジットカード番号を入力させる。

場合によっては、電話をかけさせたり、遠隔操作を許可させたりすることもあります。

ですので、怖い画面が出たときほど、いったん手を止めることが大切です。

有名な名前を使って本物らしく見せている

画像には「McAfee」という名前も出ています。

McAfeeは実在する有名なセキュリティソフトの名前です。

そのため、「McAfeeと書いてあるから本物かな」と思ってしまう方もいらっしゃいます。

しかし、偽の通知は、有名な会社名やサービス名を勝手に使って、本物らしく見せてくることがあります。

「Windows」「Microsoft」「McAfee」などの名前が出ていても、それだけで信用してはいけません。

大事なのは、通知の中身と、通知を出しているサイト名を見ることです。

知らない英数字のサイト名が表示されている場合は、特に注意が必要です。

絶対にしてはいけないこと

通知の中のボタンを押さない

まず、通知の中にある大きなボタンは押さないようにしましょう。

  • 「ウイルスを削除」
  • 「ファイアウォールをオンにする」
  • 「インストール」
  • 「クイックスキャンを実行」

このような言葉を見ると、つい押したくなります。

でも、偽の通知だった場合、クリックした先でさらに別の怪しい画面に誘導されることがあります。

  • 「今すぐ修復してください」
  • 「サポートに電話してください」
  • 「有料版を購入してください」
  • 「このアプリをダウンロードしてください」

このような流れになる場合もあります。

本当に確認したいときは、通知のボタンからではなく、自分で正しい画面を開いて確認することが大切です。

電話番号が出ても電話しない

もし画面に電話番号が表示された場合は、絶対に電話しないでください。

  • 「Microsoftサポート」
  • 「Windowsサポート」
  • 「今すぐお電話ください」

このように書かれていても、本物とは限りません。

電話をかけると、「遠隔操作で修理します」「ウイルスを削除するには料金が必要です」などと言われることがあります。

そして、遠隔操作ソフトを入れるように案内されたり、クレジットカード番号を聞かれたりするケースもあります。

電話番号が出てきたら、まずはその画面を閉じる。

これを覚えておいてください。

クレジットカード番号やパスワードを入力しない

偽の警告の先では、クレジットカード番号やパスワードを求められることがあります。

  • 「修理代」
  • 「ウイルス削除費用」
  • 「サポート料金」

このような言葉で支払いを求められる場合があります。

ですが、突然出てきた警告画面から、お金を払ったり、個人情報を入力したりしてはいけません。

パスワード、住所、電話番号、クレジットカード番号などは、絶対に入力しないようにしましょう。

まずやることは「閉じる」こと

通知右上の「×」で閉じる

画面右下に小さな通知が出ている場合は、まず通知の右上にある「×」を押して閉じます。

ここで大事なのは、通知の中にある大きなボタンではなく、右上の小さな「×」を押すことです。

「ウイルスを削除」や「ファイアウォールをオンにする」ではありません。

押すのは「×」です。

インターネットの画面が開いた場合も閉じる

もしMicrosoft Edgeなどのインターネット画面が開いて、大きな赤い警告画面が表示された場合も、まずはその画面を閉じます。

右上の「×」で閉じられれば、それで大丈夫です。

もし閉じられない場合は、キーボードの「Alt」キーを押しながら「F4」キーを押してみてください。

開いている画面を閉じる操作です。

それでも閉じられない場合は、無理にあちこち押さず、パソコンを再起動しても大丈夫です。

再起動後に同じ通知が何度も出てくる場合は、次にご紹介する「通知設定」を確認します。

何度も出てくる原因は「通知の許可」かもしれません

このような警告は、一度閉じても、時間がたつとまた出てくることがあります。

さっき消したのに、また出た

毎日同じような警告が出る

このような場合、Microsoft Edgeの通知設定で、怪しいサイトからの通知を許可してしまっている可能性があります。

ホームページを見ていると、画面の上に「通知を許可しますか?」と表示されることがあります。

そのときに、よく分からないまま「許可」を押してしまうと、そのサイトからパソコンに通知が届くようになります。

ニュースサイトや天気予報など、必要な通知もありますが、怪しいサイトの場合は、今回のように不安をあおる通知を何度も出してくることがあります。

Microsoft Edgeで通知を止める方法

Edgeの設定から確認する

  • まず、Microsoft Edgeを開きます。
  • 画面右上にある「…」をクリックします。
  • 次に「設定」をクリックします。
  • 左側のメニューから「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリックします。
  • その中にある「通知」をクリックします。
  • すると、通知を許可しているサイトの一覧が表示されます。
  • その中に、見覚えのないサイト名や、英数字がたくさん並んだ怪しいサイト名があれば、右側の「…」をクリックします。
  • そして、「ブロック」または「削除」を選びます。

今回の画像のように、知らないサイト名から通知が出ている場合は、そのサイトをブロックまたは削除することで、同じ通知が出にくくなります。

どれを消していいか分からないときは無理をしない

通知の一覧を見ても、どれが必要で、どれが怪しいのか分からないことがあります。

その場合は、無理に全部消さなくても大丈夫です。

画面の写真を撮って、詳しい人に確認してもらいましょう。

パソコン教室和みでも、こうした通知設定の確認は一緒に行っています。

「これは消していいですか?」

「これは残しておいた方がいいですか?」

そのようなご相談も大歓迎です。

本当にウイルスが心配なときの確認方法

通知のボタンからではなく、自分で確認する

本当にウイルスが心配なときは、通知の中のボタンを押すのではなく、自分でWindowsの安全確認画面を開きます。

手順は次の通りです。

  • スタートボタンをクリックします。
  • 検索欄に「Windows セキュリティ」と入力します。
  • 「Windows セキュリティ」を開きます。
  • 「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
  • 「クイック スキャン」を実行します。

この方法で確認すれば、怪しい通知のボタンを押さずに、正しい画面から安全確認ができます。

大切なのは、知らない通知から進まないことです。

本物の確認は、自分で正しい場所を開いて行います。

もしクリックしてしまったら

クリックしただけなら、まず落ち着く

もし通知をクリックしてしまっても、すぐに大きな被害が出るとは限りません。

まずは落ち着いて、開いた画面を閉じます。

そのあと、Microsoft Edgeの通知設定を開いて、怪しいサイトをブロックまたは削除します。

さらに心配な場合は、Windows セキュリティや、普段使っているセキュリティソフトでスキャンを行いましょう。

何かをインストールしてしまった場合

もし画面の案内に従って、何かのソフトをインストールしてしまった場合は注意が必要です。

その場合は、自分だけで判断せず、早めに詳しい人に相談してください。

特に、「遠隔操作」「サポート」「リモート」などの言葉が出てきて、何かを入れた場合は要注意です。

第三者がパソコンの画面を操作できる状態になっている可能性があります。

すぐにインターネットを切る。

パソコンに詳しい人に見てもらう。

必要に応じて、パスワードの変更やカード会社への連絡をする。

このような対応が必要になることもあります。

お金を払ってしまった場合

もしクレジットカード番号を入力したり、支払いをしてしまった場合は、すぐにカード会社や銀行に連絡してください。

「怪しいセキュリティ警告にカード情報を入力してしまった」と伝えれば、今後の対応を案内してもらえます。

また、パスワードを入力してしまった場合は、別の安全な端末からパスワードを変更しましょう。

同じパスワードを他のサービスでも使っている場合は、そちらも変更しておくと安心です。

これから気をつけたいポイント

「通知を許可しますか?」はむやみに押さない

インターネットを見ていると、「通知を許可しますか?」という表示が出ることがあります。

よく分からないサイトでは、「許可」を押さないようにしましょう。

迷ったら「ブロック」または「許可しない」で大丈夫です。

通知を許可しなくても、ほとんどのホームページは普通に見ることができます。

Windows Updateは正しい場所から確認する

「Windows Update」と書かれた通知が出ると、本物に見えてしまいます。

しかし、Windowsの更新は、怪しい通知のボタンから行うものではありません。

確認するときは、スタートボタンから「設定」を開き、「Windows Update」を自分で開いて確認します。

自分で正しい場所を開く。

これが安全な使い方です。

有名な名前が出てもすぐに信用しない

McAfee、Microsoft、Windowsなど、有名な名前が出ていても、それだけで本物とは限りません。

偽の通知は、有名な名前を使って安心させようとします。

「有名な名前だから大丈夫」と思わず、通知元のサイト名や、表示されている内容を確認しましょう。

ただし、初心者の方が一人で判断するのは難しいこともあります。

少しでも不安なときは、押す前に相談してください。

教室でお伝えしている合言葉

パソコン教室和みでは、生徒さんにいつもこうお伝えしています。

分からない画面が出たら、まず押さない

そして、

困ったら、そのまま写真を撮って相談してください

今回のような通知も、スマホで写真を撮って見せていただければ、状況を確認しやすくなります。

  • 「こんなことで聞いていいのかな」
  • 「前にも聞いた気がする」
  • 「同じことを何回も聞くのは申し訳ない」

そんなふうに思わなくて大丈夫です。

パソコン教室和みのモットーは、「100回聞いても怒られない」です。

パソコンやスマホは、分からない画面が急に出るから不安になるものです。

でも、一つずつ知っていけば、だんだん怖くなくなります。

大切なのは、分からないまま進まないこと。

そして、一人で抱え込まないことです。

まとめ

パソコンの画面に「ウイルスが見つかりました」「ファイアウォールをオンにします」「McAfeeの警告です」といった通知が出ると、とても不安になります。

しかし、その通知は本物のウイルス警告ではなく、インターネットの通知機能を悪用した偽の警告である可能性があります。

特に、通知元に知らない英数字のサイト名が表示されている場合は注意が必要です。

  • まずは、通知の中のボタンを押さないこと。
  • 電話番号が出ても電話しないこと。
  • クレジットカード番号やパスワードを入力しないこと。
  • 通知は右上の「×」で閉じること。

何度も出る場合は、Microsoft Edgeの通知設定から怪しいサイトをブロックまたは削除すること。

本当に心配なときは、Windows セキュリティを自分で開いてスキャンすること。

この流れを覚えておくと安心です。

パソコンは、正しく対処すれば怖いものではありません。

慌てず、焦らず、分からないままクリックしない。

それだけでも、大切なトラブルを防ぐことができます。

パソコン教室和み福岡東校では、こうした日常の「困った」にも一緒に対応しています。

  • 「この画面、押していいのかな?」
  • 「変な通知が出るようになった」
  • 「セキュリティの確認を一緒にしてほしい」

そんなご相談もお気軽にお声かけください。

ITスキルで人生に安心と豊かさを。

地域の皆さまが、安心してパソコンやスマホを使えるように、これからも分かりやすくお伝えしていきます。

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