こんにちは。パソコン教室和み福岡東校の伊藤です。
Excelを使っていて、突然こんな表示が出たことはありませんか?
- 「ファイルに問題が見つかりました」
- 「修復しますか?」
- 「回復しますか?」
普段見慣れない画面が出てくると、
「何か押したら、もっと悪くなるんじゃないかな」
「大切なデータが消えたらどうしよう」
と不安になりますよね。
特に、仕事で使っているExcelファイルや、町内会の資料、家計簿、名簿など、大切なデータが入っているファイルならなおさらです。
でも、もしExcel自身が
「修復しますか?」
「回復しますか?」
と案内を出してくれた場合は、私はまず一度、その機能を試してみてほしいと思っています。
Excelには、正常に開けなくなったファイルをできるだけ元の状態に戻したり、中に残っているデータを取り出したりするための機能があります。
今回は、「修復や回復と表示されたら、どうしたらいいの?」というところを中心に、初心者の方にもわかりやすくお話しします。
目次[閉じる]
- 1「修復」「回復」と出たら、すぐ閉じなくて大丈夫です
- 2Excelファイルが壊れたからといって、全部消えたとは限りません
- 3まず試してほしいのは、画面に出ている「修復」や「回復」
- 4できれば修復前にファイルをコピーしておくと安心です
- 5自動で修復できないときは「開いて修復」もあります
- 6「修復」と「データの抽出」が出たらどうする?
- 7今回は修復中にExcelが閉じるということもありました
- 8修復するときは、パソコンを少し落ち着かせておきましょう
- 9「応答なし」と出ても、すぐに閉じないで
- 10修復できたら「別名で保存」がおすすめです
- 11OneDriveに保存しているなら過去の状態に戻せることもあります
- 12日頃から大切なのは、やっぱりバックアップです
- 13「修復しますか?」と出たら怖がらなくて大丈夫
- 14「変な画面が出たから全部閉じる」から卒業しましょう
- 15わからない表示が出たら、スマホで写真を撮るのもおすすめです
- 16「100回聞いても怒られない」から、わからないときは聞いてください
- 17まとめ|Excelの「修復」「回復」はまず一度試してみましょう
「修復」「回復」と出たら、すぐ閉じなくて大丈夫です
パソコンを使っていると、見たことのない表示が出ただけで怖くなってしまいます。
教室でも、
「先生、変な画面が出たから、とりあえず右上の×で閉じました」
というお話をよく聞きます。
もちろん、怪しい広告や不審な画面の場合は、むやみにボタンを押さないほうがいいこともあります。
ただし、Excelを開いているときに、Excel自身から
「修復しますか?」
「回復しますか?」
という案内が出ているのであれば、これはExcelが
「ファイルに少し問題があるので、直せるか試してみますね」
と提案してくれているようなものです。
ですから、怖がってすぐ閉じるのではなく、
まずは一度、修復や回復を試してみる
という選択肢を知っておいてください。

Excelファイルが壊れたからといって、全部消えたとは限りません
「ファイルが壊れています」
と聞くと、
「全部なくなった」
と思ってしまいそうですが、必ずしもそうではありません。
たとえば、Excelファイルの一部分だけに問題が起こっている場合もあります。
- 中の数字や文字は残っている。
- 一部の書式だけがおかしい。
- 数式の一部に問題がある。
- グラフや画像に問題がある。
このようなこともあります。
Excelの修復機能は、そうした問題がある部分をできるだけ直しながら、ファイルを開こうとしてくれます。
ですから、
「修復と出た=もうダメ」ではありません。
むしろ、「まだExcel自身で直せる可能性がある」と考えてみてください。
まず試してほしいのは、画面に出ている「修復」や「回復」
実際に「修復」「回復」と表示されたときは、まず画面の案内をよく読んでみましょう。
Excelが自動的にファイルの問題を見つけた場合、そのまま修復を提案してくれることがあります。
その場合は、
- 「修復」
- 「回復」
- 「はい」
などのボタンが表示されます。
内容を確認したうえで、一度試してみてください。
うまくいけば、それだけでファイルが開けることもあります。
ファイルが開いたら、
「よかった」
で終わらせずに、まず中身を確認しましょう。
- 数字や文字がきちんと残っているか。
- 数式は動いているか。
- シートが消えていないか。
- 表の形が大きく崩れていないか。
確認して問題がなければ、念のため別の名前で保存しておくと安心です。
たとえば、
「売上表.xlsx」
だったら、
「売上表_修復後.xlsx」
というように保存しておきます。
できれば修復前にファイルをコピーしておくと安心です
もし操作する余裕がある場合は、修復を始める前に元のファイルをコピーしておくことをおすすめします。
これは、パソコンのトラブルではとても大切な考え方です。
元のファイルが、
「会計資料.xlsx」
なら、
「会計資料_コピー.xlsx」
というファイルを作っておきます。
そして、できればコピーしたファイルを使って修復を試します。
なぜかというと、修復が必ず成功するとは限らないからです。
別の方法を試したくなったときに、元の状態のファイルを残しておけば安心です。
私は教室でも、
「大事なものは、まずコピー」
とお伝えしています。
難しいバックアップの話をする前に、
「もう一個残しておく」
これだけでも十分役に立ちます。
自動で修復できないときは「開いて修復」もあります
Excelが自動で修復してくれない場合には、手動で修復を試す方法もあります。
それが、
「開いて修復」
という機能です。
操作は少しだけわかりにくいのですが、覚えておくと役に立ちます。
「開いて修復」の手順
- まず、開かないExcelファイルを直接ダブルクリックするのではなく、Excelだけを先に起動します。
- 次に、「ファイル」をクリックします。
- そして、「開く」→「参照」と進みます。
- 開けなくなったExcelファイルが保存されている場所を表示します。
- 目的のファイルを1回クリックして選びます。
- ここで普通に「開く」を押さずに、
- 「開く」ボタンの右側にある小さな矢印をクリックします。
- すると、「開いて修復」という項目があります。
- それを選びます。

「修復」と「データの抽出」が出たらどうする?
「開いて修復」を選ぶと、
- 「修復」
- 「データの抽出」
という選択肢が表示されることがあります。
初めて見る方には、少しわかりにくいですよね。
まずは「修復」を試します
最初は「修復」を選びます。
できるだけ元のExcelファイルに近い状態で戻そうとしてくれます。
修復がうまくいけば、そのままファイルが開きます。
開いたら、中身を確認して、できれば別名で保存してください。
修復できないときは「データの抽出」
「修復」ではうまくいかなかった場合に、
「データの抽出」
を試す方法があります。
こちらは、
「ファイルを完全に元通りにする」
というより、
「中に残っている数字や数式をできるだけ取り出す」
という考え方です。
たとえば、
- 表の色や罫線は元通りにならなかった。
- グラフは戻らなかった。
- でも、入力していた数字は取り出せた。
ということもあります。
大切な資料なら、見た目が多少崩れても、入力したデータが残っていれば助かることがあります。
今回は修復中にExcelが閉じるということもありました
ここで、実際にあった事例を一つご紹介します。
あるとき、Excelファイルに問題が起こり、画面に表示された「修復」を使って修復を始めました。
ところが今回は、修復途中でExcelが突然閉じてしまいました。
修復するために操作したのに、その修復が途中で止まったので、余計に不安になりますよね。
パソコンの状態を確認すると、そのとき裏側でWindowsの更新プログラムも動いていました。
さらに、そのパソコンは処理能力にあまり余裕がある状態ではありませんでした。
そのため、
Excelの修復。
Windows Update。
そのほかの処理。
これらが重なり、パソコンへの負担が大きくなったことが影響した可能性があります。
ただし、これは少し特殊なケースです。
今回お伝えしたいのは、
「修復をするとExcelが落ちるから、修復しないほうがいい」
ということではありません。
むしろ逆です。
Excel自身が修復や回復を提案してくれたときは、まず試してみてほしいと思っています。
ただ、大切なファイルの場合は、パソコンが極端に重くなっていないかも少し確認しておくと、より安心ということです。
修復するときは、パソコンを少し落ち着かせておきましょう
今回の経験から、修復を行うときには、パソコンの状態も少し確認しておくと安心です。
難しい確認は必要ありません。
使っていないソフトを閉じる
- ブラウザ。
- Word。
- PowerPoint。
- ほかのExcelファイル。
- ZoomやTeams。
使っていないものは、いったん閉じておきます。
パソコンに余計な仕事をさせないためです。
Windows Update中なら、終わってからでも大丈夫
パソコンがいつもより重いと感じたら、Windows Updateが動いていないか確認してみてもいいでしょう。
更新中の場合は、急ぎでなければ更新が終わってから修復を試すのも一つの方法です。
ただし、
「更新中だから修復してはいけない」
という意味ではありません。
より安定した状態で作業するための一工夫だと思ってください。
パソコン全体が重ければ再起動する
パソコンの動きが明らかに遅い場合は、作業中のデータを保存したうえで、一度再起動してから修復を試すのもおすすめです。
「応答なし」と出ても、すぐに閉じないで
Excelで大きなファイルを開いたり、修復をしたりしていると、
「応答なし」
と表示される場合があります。
この表示を見ると、
「固まった!」
と思って、すぐ右上の×を押したくなります。
でも、本当に止まっているとは限りません。
Excelが一生懸命処理をしていて、一時的に操作を受け付けていないだけの場合もあります。
特に修復作業は、通常のファイルを開くより時間がかかることがあります。
ですから、少し待てる状況であれば、すぐに何度もクリックしたり、強制終了したりせず、しばらく様子を見ることも大切です。
修復できたら「別名で保存」がおすすめです
無事に修復できたら、ここで一安心です。
でも、そのまま作業を続ける前に、
別の名前で保存
しておくことをおすすめします。
たとえば、
「町内会名簿.xlsx」
が修復できたら、
「町内会名簿_修復後.xlsx」
というように保存します。
元のファイルも残しておけば、
「修復前」
「修復後」
の両方を残すことができます。
これは、あとで何か問題に気づいたときにも役に立ちます。
OneDriveに保存しているなら過去の状態に戻せることもあります
ExcelファイルをOneDriveに保存している場合は、過去の状態が残っていることもあります。
「昨日までは普通に開けた」
という場合には、以前のバージョンへ戻せる可能性があります。
修復や回復でうまくいかなかったときに、
「前の状態が残っていないかな」
と確認することも覚えておくと安心です。
日頃から大切なのは、やっぱりバックアップです
Excelには修復機能があります。
回復機能もあります。
自動保存や自動回復もあります。
とても便利です。
でも、一番安心なのは、
大切なデータを一つだけにしておかないこと
です。
- パソコンの中だけ。
- USBメモリだけ。
- 一つのExcelファイルだけ。
ではなく、
- もう一つコピーを持っておく。
- OneDriveなどにも保存しておく。
- 大切な節目で別名保存しておく。
こういった習慣が、いざというときに助けてくれます。
「修復しますか?」と出たら怖がらなくて大丈夫
ここまでいろいろご紹介しましたが、一番お伝えしたいのは、とてもシンプルです。
Excelを使っていて、
「修復しますか?」
「回復しますか?」
と表示されたら、
すぐに「もうダメだ」とあきらめなくて大丈夫です。
Excelが自分で、
「直せるか試してみましょう」
と提案してくれている状態です。
まずは一度、試してみてください。
もちろん、必ず元通りになるとは限りません。
修復できないこともあります。
一部のデータしか戻らないこともあります。
でも、試してみたら普通に開けたということもあります。
何もしないままあきらめるより、Excelに用意されている機能を使ってみる価値はあります。
「変な画面が出たから全部閉じる」から卒業しましょう
パソコン初心者の方にとって、
「見たことのない画面」
はとても怖いものです。
でも、パソコンを使っていると、普段と違う表示が出ることはあります。
そんなとき、
- 何でもすぐ閉じる。
- 何でもすぐ押す。
ではなく、
「これは何を聞かれているんだろう?」
と一度読んでみる。
これも大切なパソコンスキルです。
今回の「修復しますか?」という表示もそうですね。
言葉の意味がわかれば、
「壊れた!」
と慌てるのではなく、
「Excelが直そうとしてくれているんだな」
と考えられるようになります。
その違いは、とても大きいと思います。
わからない表示が出たら、スマホで写真を撮るのもおすすめです
教室でもよくおすすめしている方法があります。
それは、わからない表示が出たら、スマートフォンで画面の写真を撮っておくことです。
慌てて閉じてしまうと、
「何て書いてありましたか?」
と聞かれても、
「よく覚えていません」
となってしまいます。
でも写真があれば、
「この表示ですね」
と一緒に確認できます。
エラーの内容やボタンの名前もわかります。
わからない画面が出たら、
すぐ閉じる前に写真を一枚。
これだけでも、トラブル解決がずいぶん楽になります。
「100回聞いても怒られない」から、わからないときは聞いてください
- 「修復って押して大丈夫ですか?」
- 「この回復って何ですか?」
- 「見たことがない画面が出ました」
こういう質問こそ、ぜひ聞いてください。
パソコン教室和み福岡東校のモットーは、
「100回聞いても怒られない」です。
パソコンの画面に出てくる言葉は、初めて見る方にはわかりにくいものがたくさんあります。
一度説明を聞いても、次に同じ画面が出るのは半年後かもしれません。
それなら、忘れてしまって当然です。
また聞けばいいんです。
「前にも聞きました」
と言わなくても大丈夫です。
一つずつ、
- 「あ、この画面は前にも見たな」
- 「これは修復を試せばいいんだった」
という経験が増えていけば、それが自信になります。
まとめ|Excelの「修復」「回復」はまず一度試してみましょう
今回は、Excelで
- 「修復しますか?」
- 「回復しますか?」
と表示されたときの対処についてお話ししました。
一番覚えておいてほしいことは、
Excel自身が修復や回復を提案している場合は、怖がらず一度試してみてほしい
ということです。
ファイルが正常に開かないからといって、データが全部なくなったとは限りません。
Excelが自動で修復してくれることもあります。
自動でうまくいかなければ、「開いて修復」という方法もあります。
修復が難しい場合でも、「データの抽出」で数字や数式を取り出せることがあります。
- できれば修復前にファイルをコピーしておく。
- 修復できたら別名で保存する。
この2つも覚えておくと安心です。
今回、実際には修復途中でExcelが閉じてしまう事例もありました。
そのときは、裏でWindows Updateが動いており、パソコンにもあまり処理の余裕がない状態でした。
このように、まれにパソコン全体の状態が影響することもあります。
だからといって、
「修復は怖いから使わない」
ではありません。
まず修復や回復を試してみる。
そして、大切なファイルなら少し慎重に、バックアップを取りながら操作する。
この考え方で大丈夫です。
パソコンは、トラブルが一度も起きないように使うものではありません。
何か起きたときに、
「こういう方法がある」
と知っていることが安心につながります。
今日の記事を読んで、
次にExcelから「修復しますか?」と聞かれたとき、
「怖いから閉じよう」
ではなく、
「そういえば、まず試してみていいんだった」
と思い出していただけたらうれしいです。
ITスキルで人生に安心と豊かさを。
パソコン教室和み福岡東校では、ExcelやWordの操作だけでなく、
- 「こんな表示が出たけど、どうしたらいい?」
- 「このボタンは押して大丈夫?」
- 「ファイルが開かなくなった」
といった日常の困りごとも一緒に確認しています。
福岡市東区でパソコンについて困ったときは、どうぞ気軽にご相談ください。
わからないことは、100回聞いても大丈夫です。
一緒に少しずつ、安心してパソコンを使えるようになっていきましょう。

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